日米首脳会談終えて、ドル高ムード継続
ドル円は前日までの上値抵抗線を突破し、上昇ムードが漂っています。本日4月19日の早朝まで行われた日経首脳会談では円安に対する言及は特に無く、無事に会談を終えたといえるでしょう。本日のUSD/JPYのチャートを分析を行っていきます。
4/13からの上値抵抗線は突破、下値には一目均衡表雲でも支えられている形に
USD/JPYの4時間足チャート
下値をしっかりと切り上げ、直近最高値である107.37円台を突破、意識される価格の範囲内に4/13の107.778円台が意識され始めてきた。下値は一目均衡表の雲に支えられており、割と底堅い印象あり。RSIも落ち着いてきており、一気にロング圧高まる可能性もあり。
USD/JPYの30分足チャート
日米首脳会談後、ドル円は一気に上昇、107.5円台まで上昇し、その後反発、下落したローソク足はしっかりと下値支持線に支えられている。
経済指標
21:30 アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数 予想21.0 結果23.2
21:30 アメリカ・新規失業保険申請件数 予想23.0 結果23.2
本日の指標後ははっきりとした値動きはみられず。
8:30に大陽線形成後、徐々にチャートを収束、三角形フラッグ型を形成。収束点は明けて4月20日の0時台、ドル円は上方にブレイクするも107.46円台で勢い止まる。
ファンダメンタル要素
4/20は強い経済指標は無し
日米首脳会談後の週末
本日もドル円はドル高ムードとなりました。無事に終えた日米首脳会談、発表直後に強い反応は見られませんでしたが、本日の経済指標結果も悪くありません。チャートでは下値支持線もしっかりとしている為、まだまだ上昇ムード継続と考えても良いのではないでしょうか。
気がかりになるのは明けて4/20に三角形フラッグが上放れしましたが、上昇は限定的です。今後は売り圧力が少し強くなってくる可能性があります。明日は今週の取引最終日、これまで上昇していたドル円に調整が入る可能性もあります。